レーシック以外の視力回復法・PRK

視力回復法に、PRKがあります。こちらは手術ではなく、矯正方法と言ってもいいでしょう。PRKはレーシック以前の視力回復法というイメージがありますが、技術は進歩しています。それにフタを作成し、手術をしていくレーシックよりも、視界が悪くなりません。

PRKでは、エキシマレーザーによって角膜を削っていきます。角膜を削るという点では、レーシックと同様です。ただ、フラップを作らないという点が異なります。PRKの場合には、角膜上皮を治療する方法と、角膜上皮をなくした上で治療をする方法のふたつがあります。この角膜にコンタクトレンズをつけることで、視力回復をしていく方法です。

角膜が再生されるまでには、4日間から7日間ほど必要です。レーザーによる治療法のために、PRKはレーシックと言われる場合もあります。これは、一般的にレーザーを使う治療のことを、レーシックと言うためです。ですが、別の視力回復法という考え方をしている病院やクリニックもあります。この分類がどうなっているのかも、治療の際には確認するようにしましょう。PRKにはふたつの治療法があります。どちらの方法によって治療を始めるのかは、医師としっかり相談してから決めるようにしましょう。